ディズニーキャスタウェイクラブ (Castaway Club)プラチナ会員間近のシルベーヌがディズニークルーズライン(DCL)の客室(ステートルーム、キャビン)の選び方を実際のお部屋選びの例付きで徹底解説します。これを知っておくことで初心者もリピーターさんも満足ができるお部屋選びになること間違いなしです。
ディズニークルーズライン客室の基本
2022年3月現在、ディズニークルーズライン(DCL)には4隻のクルーズ船が運航しています。
- Dream/Fantasy-9つのフロアプラン+28ルームカテゴリー
- Magic/Wonder-10のフロアプラン+22ルームカテゴリー
多すぎてわからないよー
おおまかなお部屋のタイプは4つ
- Inside インサイド (窓なし* Dream/Fantasyはvirtual pothole=バーチャル窓あり)
- Ocean View オーシャンビュー (窓から海が見える)
- Veranda ベランダ付き
- Concierge コンシェルジェ
これがさらに細かく分かれて9つまたは10のフロアプランになるんだね
カテゴリーは船内の船室の位置・階層や細かな違い
お部屋の中身はどれもほとんど一緒ですが細かな違いがあります。
値段を左右する要因
- 上の階か下の階か
- 船の真ん中か端か
- Ocean Viewの場合:窓の数や大きさが違う
- Verandaベランダの場合:ベランダのサイズや大きさ、質感など
- 部屋の形エレベーターに遠い、近いも関係あり
- 定員数
クルーズ船で知っておくと便利な英語はこちらを読んでみてね。
ディズニークルーズラインのフロアプランの表記の仕方
例:04 D
フロアプラン・メインカテゴリー(数字) サブカテゴリー(アルファベット)
04=Deluxe Family Oceanview Stateroom with Verandah Deluxe ファミリーベランダ付き客室
D=on deck 6; located midship to aft デッキ6の真ん中から後ろ
あーやっと意味がわかった
実際の客室選びの手順 (ステップバイステップ)
クルーズベテランのシルベーヌが実際にディズニークルーズライン(DCL)のサイトを使いながら、ステップバイステップでクルーズ初心者にも分かりやすく手順をお教えします。
他のクルーズ会社ではダイヤモンド会員まで到達してるよ
これでゼッタイ失敗しない
Dream/Fantasy:
- 1-4人まで:全てのフロアプラン、カテゴリー宿泊可能
- 5人:5つのフロアプランのみ
- 6人以上:2つの船室に分かれなければならない
Magic/Wonder:
- 1-3人まで:全てのフロアプラン、カテゴリー宿泊可能
- 4人:9つのフロアプラン
- 5人:5つのフロアプランのみ
- 6-7人:2フロアプラン
小さい船の方が大人数まで収容できるフロアプランがあるんだね
意外だなぁ
二部屋よりも一部屋の方が安いときもあるし、いろいろシュミレーションしてみよう
もしかしてグレードの高いお部屋の方が安かったりして?!
次の4点を考慮して大まかな部屋の希望を考えます。
- 部屋から海が見えるのが必要かどうか
- ベランダの有無
- 車イスのアクセスの有無=ハンディキャップの方用の部屋が必要
- コンシェルジェの部屋かどうか
船酔いしやすい場合、ベランダに出て新鮮な空気を吸えるベランダの部屋か海が見えるオーシャンビューの部屋が一般的に良いとされています。また、船の部屋は真ん中 (Midship) により近い方が揺れが少ないです。
船は大きければ大きいほど揺れは少ないよ
安定してるもんね
アラスカクルーズは揺れが激しくてウッとなった時も
実際にディズニークルーズラインのホームページに行って値段の確認をしてみましょう。今回は2022年のゴールデンウィーク周辺のポートカナベラル出発3日間のクルーズを検索してみました。
例その1
ゴールデンウィーク中の週末4/29/22出発だとInsideとOceanviewは売り切れになっています。しかし、5/6/22出発分だと全てのタイプがあります。
この2つを比べてみると1週間ずれただけでverandaのお部屋が約$500程安くなっていることに気付かれましたか? また、5/6/22出発のInsideの最安値 ($1749) は4/29/22出発のベランダ ($1497)よりも高くなっています。
例その2
2022年5月出発のこの例ではverandaベランダ付きのお部屋が最安値になっています。
InsideやOceanviewといったお部屋が必ずしもグレードの高いフロアプランのお部屋よりも安いわけではない。
どのくらいまでお部屋にご予算がとれるかが大事になってきます。クルーズのお部屋代を安くする方法は今後新しい記事を書く予定ですが、クルーズはベースのお部屋の値段だけでなくその他の費用を考慮する必要があります。
クルーズの旅で表示の基本料金以外にかかる費用
- ポートアドベンチャー(寄港先でのエクスカージョン)
- 有料レストランの利用
- 有料メニューの利用 (ロブスターやジェラートのオプションなど)
- お酒(持ち込みの場合はコルクフィーのみ)と有料ソフトドリンク(ラテ、スムージーなど)
- チップ
- フォトサービスで撮影してもらった写真
- お土産
- 寄港先で必要な費用(交通費、飲食代、お土産代など)
- 港ー空港またはホテル間の交通費
- ポートフィー(港の使用料金)とタックス(税金)=こちらは自動で最後の基本料金支払い時に追加
何にお金をかけたいのか優先順位を決める良いね
寄港先での観光を含めたアクティビティーにお金をかけたい場合、お部屋はできるだけ安いものを選ぶ感じになるかな
今選べる船室はターコイズ色でハイライトされています。今回試しに選んでみたのは7158号室(紺色で表示されています)。右側にお部屋の説明があります。
Queen Bed=大人2人、Single Convertible Sofa=大人1人 合計3人という表示です。
カテゴリー05Bの定員は3−4人で、4人の場合、折り畳み式のベッドが記載されます。
Split Bathroom=バストイレ別 (split=分断する)
Rectangle Tub with shower=長方形のシャワー付きバスタブ
なるほど、記号と付属の説明を見ればカテゴリーに詳しくなくてもなんとなくどんなお部屋なのかはわかるね
以上です。お疲れ様でした!
実際のルームツアー
ディズニークルーズラインのルームツアーをやってるので是非見てね
たくさんのグレードの部屋が見れるよ
百聞は一見にしかず!
Standard Inside Stateroom (11B)
Deluxe Family Oceanview Stateroom with Verandah (04D)と Concierge Family Oceanview Stateroom with Verandah (03A)
Concierge 1-bedroom suite with Verandah (02A or B)